＜基本方針＞
十日町青年会議所（以下、十日町ＪＣ）の活動エリアである十日町市では「活気あるまちづくり」を据え、「スポーツ活動の推進」を掲げており、津南町では町民同士が揃ってスポーツをしやすいよう手助けするためスポーツ推進委員会を設けています。これらはスポーツとまちの活気は繋がりがあることを示しています。その中で、私たち十日町ＪＣもこの越後妻有地域において３５年間途切れることなく先輩諸氏から受け継ぎ、わんぱく相撲十日町場所を開催してきました。これから大人になっていく子どもたちが心身共に成長できる場、大人が子どもたちへ夢を与える場となります。このような場を設けて伝えることは大人としてまた、十日町ＪＣとしての責務であり当委員会の活動が必要です。
当委員会は相撲を通じて子どもたちへ３つの大切さを伝えます。１つ目は礼に始まり礼に終わることの大切さです。このことは勝敗に関係なく取組むことができる相手への感謝と自身の謙虚な姿勢が備わり、これから生きていく上で誰かに支えられていることに感謝し、自己を見つめ直すことで向上心が生まれ自己成長できる大人になります。２つ目は、四股を踏む大切さです。これは相撲独特の練習方法で、体を支える足腰と体幹を鍛えることができ股関節の柔軟性が備わります。これらは相撲のみならずこの地域で盛んなクロスカントリースキーなど様々なスポーツで活用でき、怪我防止にも繋がります。３つ目は何事にも挑戦し、勇気を持つ大切さです。これから子どもたちは人生を歩んでいく上で様々な壁に直面します。相撲に対して男性が行なうスポーツの印象を持っている女子や相撲未経験者で参加しづらいという子どもたちが抱えている壁を壊し積極的に相撲に参加できるよう推進を行います。参加することでこれまでの自分を一歩進めることが出来た喜びとなり、何事にも挑戦してみようとする前向きな姿勢となります。
当委員会が３つの大切さを伝えることで子どもたちが自身を奮い立たせ成長することに繋がります。そうして成長した子どもたちがこの地域の活気となり、より良い地域になっていきます。そしてこれは我々が目指している明るい豊かな社会の実現の一歩になると確信しています。
＜事業計画＞
１．第３６回わんぱく相撲十日町場所の開催
２．第２回わんぱく相撲女子全国大会引率
３．第３６回わんぱく相撲全国大会引率